ニャッタン橋|日越友好橋

NhatTanBridge

ベトナムの首都ハノイ市の新たな玄関口

ニャッタン橋(日越友好橋)は、ベトナムの首都ハノイ市における物流の効率化、交通渋滞の緩和を目的に、ノイバイ国際空港からハノイ市中心部を繋ぐ環状2号線の一部として日本のODAにより建設された橋梁です。当社は、株式会社長大との共同企業体で本プロジェクトに参画し、主橋梁部の詳細設計および施工監理を実施しました。

ニャッタン_全体側面図

ニャッタン橋は東南アジア最大級の橋梁で、その総延長(取付橋部を含む)は3,755mに及びます。紅河をまたぐ主橋梁部は、河床の経年変動を考慮し、橋長1,500m(中央径間長300m)の6径間連続合成2主I桁斜張橋が選定されました。

上部工は鋼製2主I桁とプレキャストRC床版との合成桁構造とし、主ケーブルは被覆平行線ストランドを採用しています。主塔はA型の鉄筋コンクリート製とし、塔頂に鋼製ケーブルアンカーボックスを設置しました。基礎工には、日本発の技術である鋼管矢板井筒基礎がベトナム国では初めて採用されました。

ニャッタン2CIMG0956w2

2007年2月の詳細設計開始から約8年を経て、2015年1月4日に完成式典を迎え、供用が開始されました。ニャッタン橋は日越友好橋とも呼ばれ、日本とベトナムとの友好関係を象徴するとともに、ハノイ市の新たなシンボルとなっています。

ニャッタン橋開通後の様子


架橋位置 環状2号線(ハノイ市中心部~ノイバイ国際空港区間)紅河渡河部
事業者 ベトナム国交通運輸省・第85プロジェクト管理局
橋長 全橋長:3,755m、主橋梁部:1,500m
支間長(主橋梁部) 150m+4@300m+150m=1,500m
総幅員(主橋梁部) 総幅員35.6m、有効幅員30.4m
構造形式 上部工6径間連続合成2主I桁斜張橋
主塔鉄筋コンクリート製A形主塔
下部工鋼管矢板井筒基礎