大日本コンサルタント株式会社

ICT

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ICT K.S.

茨城大学大学院 理工学研究科都市システム工学専攻 2001年修了
他社:設計計算支援ソフト構築・保守3年→当社:情報(ICT)13年で現在に至る

ICT K.S.

茨城大学大学院 理工学研究科都市システム工学専攻 2001年修了
他社:設計計算支援ソフト構築・保守3年→当社:情報(ICT)13年で現在に至る

魅力的なソリューションの創造を目指して

 

建設業界の現状における室の任務とインフラ技術研究所の一員としてのこれから

国土交通省では「建設現場における生産性向上」、「魅力ある建設現場」を目指し、その取組み3本柱の1つに「ICT技術の全面的な活用」を掲げ、“i-Construction”※1が進められています。当室は、情報分野のプロフェッショナルとして、ICT技術を強みとした受注拡大やICT技術を活用した作業の効率化等、他部署と連携を図りながら会社をリードしていくことが期待されています。現在は、”i-Construction”の施策の1つであるCIM※2に関する業務対応・他部署支援や社内研修会の開催等による技術者育成を実施するとともに、各種データベースシステム、取り分け道路橋の点検・補修等の維持管理作業の円滑化・効率化を目指した橋梁維持管理システムの企画・提供・運用管理等を実施しています。

2017年7月より、保全エンジニアリング研究室、特殊構造研究室、空中物理探査研究室、景観デザイン室、地域マネジメント事業室、新エネルギー事業室、川づくり事業室という7分野の先端技術者が一堂に会するインフラ技術研究所の一員となりました。

今後は、他社には真似できない我が社独自技術の開発、そして「新たな事業」の開拓を目指すインフラ技術研究所の一員として、他の室との連携・強みの融合により、魅力的なソリューションの創造を目指します。

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人と人との繋がりを大切に

ICT技術等先進的な技術の活用が進んでも、事業の根底となるのは、発注者をはじめ、協力会社、社内の他部署や同じ部署の仲間等、人と人との信頼関係です。

「この人に仕事をお願いしたい」と思ってもらうためには、誠実な対応および経験に裏打ちされた技術力が重要です。インターネットの普及により、様々な情報を容易に得ることが出来ますが、自分を含め室員には、実際に自分でやってみるということを大事にしてもらいたいと考えています。

また、人と人との繋がりという点では、「学生時代」というのは本当に様々な人との繋がりを持てる貴重な時期だと思います。その繋がりは、社会人となってからも、仕事面はもちろん、心身のリフレッシュ等でも重要な存在となると思いますので、大切にしていってもらいたいです。

若い皆さんと共に

ICT技術は、今後の建設業界の活性化・魅力向上を支える重要な役割を担っています。

一言でICT技術と言っても、その中には多種多様な技術が存在するとともに、多くの技術が日々進化していきます。ICTソリューション室が目指す魅力的なソリューションの創造には、分野や部署を超えた技術の融合の他、先輩社員の経験・技術力と幼少期から様々な先進技術に慣れ親しんできた若い皆さんの感性や発想力との融合もまた重要な要素であると考えています。

新たなものの創造は容易なことではありませんが、難しいからこそのやりがいや達成感、仕事への誇り等得られるものも大きいと考えます。

 

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※1:” i-Construction”とは、建設業界において、国土交通省が中心となり、産学官の連携で「建設現場における生産性向上」や「魅力ある建設現場」を目指す取組みです。” i-Construction”では「ICT技術の全面的な活用」を3本柱の1つとして、調査・測量から設計、施工、維持管理という建設生産システムの様々な場面で3次元測量、ドローン、AR、VR、AIなどICT技術の活用を初めています。の活用を初めています。今後、ICT技術の活用場面が増えていくことで、ICTソリューション室の重要性も高まっていくと考えています。

※2:CIMは、Construction Information Modeling / Managementの略であり、建築分野で広がっているBIM(Building Information Modeling)を土木分野にも広げ、調査、設計段階から形状や材質などの属性情報を追加した3次元モデルを導入し、施工、維持管理まで連携・発展させることで、一連の建設生産システムの業務効率化や高度化を目指した取り組みです。