大日本コンサルタント株式会社

ICT

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ICT統括センター長 和泉 繁

資格:技術士(情報工学部門)、土木学会認定上級土木技術者、プロジェクトマネージャ、など

ICT統括センター長 和泉 繁

資格:技術士(情報工学部門)、土木学会認定上級土木技術者、プロジェクトマネージャ、など

情報通信技術(ICT)で
建設事業や社内業務の生産性向上を
推進・支援しています。

【ICT統括センターについて】

ICT統括センターは、全社の情報システムやネットワーク等を構築・管理する「情報システム室」と、建設事業のICT活用を推進するCIMや橋梁点検情報管理サービス等の業務を担当する「ICTソリューション室」の2部署構成です。全員が本社のワンフロアで働いており、気軽に相談し合える“風通しの良い職場”です。(写真1)

「情報システム室」は、人事・就労等を対象とした情報システムの企画・開発・運用支援を担当する部署で、当初は総務部に設置されていました。その後、対象が経営/営業/技術に拡大したため、総務部から独立しました。各担当部門の要望をシステムベンダーに橋渡しすることが役割であり、業務理解とシステム構築の知識およびプロジェクトマネジメントのスキルが必要です。また、全社のネットワークやサーバ等を維持・更新するためには、情報機器の知識に加えて設備投資管理の観点を外すことはできません。多種多様な知識・スキルを身につけてもらうため、情報処理技術者試験も資格取得奨励基準に位置付けて合格者に報奨金を支給しています。

「ICTソリューション室」は、土木設計のCADを開発展開するCAD技術部開発課として発足し、業務成果品を電子化する電子納品や建設事業関係者が情報共有するASPサービス等を含むCALS/EC、公共事業における各種DB化に取り組んできました。近年は、計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入して施工・維持管理においても活用するCIMについて、推進支援・課題解決策提案を積極的に行っており、土木学会や建設コンサルタンツ協会でも継続的に活動しています。(写真2)

ICT統括センターが日々進化する情報通信技術をセキュリティを確保しつつ現場活用を支援するには、各自のスキルアップとチームワークが欠かせません。そのために、各自が社外セミナー等を主体的に選択・参加し、資料等を社内DBに登録し、定例ミーティングで報告を受けています。また、定例ミーティングでは、各室の工程表と共に私が部門会議等で報告する資料も確認を受ける等、双方向のコミュニケーションを図っています。

【橋梁設計技術者として社会人スタート】

大学3年生頃から橋梁設計を志望し、大学院修了後に他コンサルタント会社に就職して、鳥取県、山梨県などの橋梁を担当しました。当時は、図面や報告書は手書きの時代でした。現地で橋梁を見る機会も少なく、出身地の近くの橋を担当したいと思うようになりました。そして1991年、大日本コンサルタントに転職し、東北支社に配属となりました。転職先は、東北地方に事業所がある建設コンサルタント8社から絞り込み、最後は面談者(現東北支社長など)の人柄が決め手になりました。(写真3)

希望どおり山形市や東北地方の橋梁等の設計を担当し、また道路設計や施工監理にも触れることで技術者の幅を広げることができました。当時設計した橋に対して、近所に住む叔母から「良い橋ができたおかげで便利になったよ。」と言われた喜びは、今でも忘れることができません。(写真4)

 

【建設情報技術者への転身】

1995年に技術本部CAD技術部開発課(当時の課長は現社長)へ異動し、橋梁設計におけるCADの開発や設計情報DBの研究を担当しました。翌年、国の公共事業の電子化の取組み(CALS)が始まり、社内のCALS推進室を兼務した後、「日本建設情報総合センター」に出向し、CALS実行計画(アクションプログラム)や工事情報共有システムを担当しました。

現在は、建設分野における3次元モデル等の活用(CIM)等に関して、受注業務の担当や土木学会「建設ICTデータ連携研究小委員会」の小委員長を務めています。今後とも建設分野の要望とICTの要素技術を組み合わせて、今後の社会インフラサービスを充実・継続することに貢献したいと考えています。

私の社会人キャリアは、自分自身が20代で全く想像できなかった歩みでした。振り返れば、新しい役割や人間関係が自分の成長の糧になり、次につながってきたと思います。仕事以外では、地元自治会に役員として参加しています。まだ先のことですが、リタイア後も仕事の経験を活かした地域活動に取り組みたいと思っています。

PHOTOS


  • 写真1:職場の様子

  • 写真2:CIMの事例

  • 写真3:転職前に手がけた橋等を見に行った時のものです。

  • 写真4:南小畑高架橋