常務執行役員 海外事業部長 中岡 和伸
経済・社会発展に直接寄与し
その変化を目の当たりにできる
大きなやりがいがある仕事
建設コンサルタントが中心となって活躍する海外事業
当社の海外事業部では、ベトナム・ハノイとフィリピン・マニラに事務所を置き、両国を中心とした東南アジア諸国や、ザンビア、ケニアを中心としたアフリカ諸国の事業を実施しています。これらの国においてODA(政府開発援助)を中心に、当社が得意とする橋梁設計・工事施工管理や道路調査・設計、橋梁維持管理の技術協力などを行っています。
海外業務は、プロジェクトの立上げから調査・設計・施工および運営管理までの全てのプロセスにおいて、我々コンサルタントがその中心となって活躍することができる非常にやりがいのある仕事です。特に、国内では中々携わることのない領域であるプロジェクトの発掘は、どこにどんなインフラを整備することがその国や地域にとって有益であるかを調査し事業の候補地調査(案件発掘)を行う最上流側の仕事であり、非常におもしろい仕事です。また、近年国内では減少している長大橋梁を始めとしたビッグプロジェクトや新規プロジェクトにも携わることができます。
多様な人材が集い、プロジェクトを仕上げる
海外事業部には現在30名程の人たちが働いていますが、海外支店・事務所に駐在している人、施工監理業務のように長期間海外に派遣されている人、短期間の海外派遣を繰り返す人、海外で仕事をしている人達を国内で支える人等、その働き方は様々です。海外で仕事をするためには、専門技術や語学力も必要ですが、なによりも求められるのはコミュニケーション力です。海外業務では、他の会社の技術者、日本の発注者、相手国の政府、相手国の技術者、等、大変多くの色んな人たちと意思疎通を図りながらプロジェクトを仕上げて行きます。そのため人との関わりが最も大事になってきます。
開発途上国における業務は、食住環境の違いなどもあり、決して楽ではありませんが、道路交通を改善することによって協力相手国の経済・社会発展に直接寄与し、その変化を目の当たりにできる、たいへんやりがいのある仕事です。色んな国の文化と触れあい、色んな国の人たちと交流を持ちたいと思っている好奇心旺盛なあなたをお待ちしています。