2021年10月19日
土木学会全国大会年次学術講演会において弊社社員が発表した「気仙沼湾横断橋の設計段階における危機耐性向上の取組み」が土木学会田中賞選考委員会令和3年度かけはし賞を受賞しました。
タイトル:気仙沼湾横断橋の設計段階における危機耐性向上の取組み
著者:吉岡 勉、松浦 雅史、竹田 竜一、渡辺 歩
概要:東日本大震災を契機に,設計で考慮する事象を超えた事象への対応として「危機耐性」という概念が共有されつつある.気仙沼湾横断橋は,想定外の事象に対しても損傷が制御された橋をコンセプトの一つとして設計された.本稿では,気仙沼湾横断橋の設計段階における危機耐性向上の取組みについて紹介し,費用対効果について考察する.
参考
・講演会発表データ
・気仙沼湾横断橋のドローン動画(国土交通省)
・気仙沼湾横断橋(プロジェクト紹介)
土木学会田中賞選考委員会令和3年度かけはし賞
橋は土木工学の核の一つであると同時に,社会における橋の役割も広がりを見せています.
田中賞選考委員会では,土木学会全国大会年次学術講演会において,橋のあり方,コンセプトやアイデア、ビジョン、オピニオン、イノベーション、生産性向上、ビジネス,橋守,橋を通したまちづくり,文化・歴史,普及・啓発,育成・継承,持続性・SDGs,地域活性化・住民参加など,橋に関する社会性や将来性に優れた講演に,社会とのかけはし,未来へのかけはしの意味を込めて,「かけはし賞」を授与します.