構造|中部 J.H.
横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府都市地域社会専攻 2015修了
中部橋梁に配属4年目
今は夢の実現に向けて橋梁設計の基本を学んでいます。
大日本コンサルタントは私にとってまさに「一石二鳥」
私は中学生の時、橋に興味を持ちました。中学校の目の前に国土交通省の河川国道事務所があり、あるとき職員の方による「橋」についての講義を聞いたのがきっかけです。
それ以来、視界に橋が入る度にぼーっと見入ってしまっていることが多くなり、自分は橋が好きなんだと気づきました。そこから、将来は橋の設計に関わる仕事がしたいと思うようになりました。ちなみに、車の運転中は橋をあまりよく見ないように気を付けています。
また、小さいころから図画工作が好きでしたので、橋梁分野はもちろんのこと景観分野も強く、デザイン賞を多数受賞している大日本コンサルタントであれば、自分がやりたいと思っていた橋の設計をしながら、デザインの仕事にも携わることができると思い、入社を決めました。
将来の夢は、街のシンボルになるような、そして人々の心にいつまでも残るような橋を設計することです。昨今、土木業界への志望者数が減少傾向にありますが、自分が設計した橋を子供たちが見たとき、「将来自分も土木技術者になりたい!」と思ってくれるような橋を設計したいと思っています。
社内の風通しがよく、社員同士のコミュニケーションが活発
これまでは、河川橋の橋梁予備設計や跨道橋の詳細設計、ペデストリアンデッキの予備・詳細設計等に携わりました。中でも、河川橋の予備設計は最初の条件整理から最後の成果品作成まで主体的にやりました。この業務を通して、橋梁予備設計の一連の流れを学ぶことができたとともに、基準を解釈することの難しさ、橋梁形式を決めることの楽しさを味わうことができました。基準の解釈に困った際には、構造保全計画室の上司はもちろんのこと、技術部長や技術管理室の先輩方の意見も交えながら、一緒に悩み、一緒に解決を図りました。
また、発注者と打合せをするための協議資料を作成する際、暫定版の資料が出来上がる度に関係者にメーリスで添削を依頼することで、様々な方の意見を取り入れながらブラッシュアップを図りました。これらが実を結び、業務完了後には発注者から高評価をいただくことができました。これは、普段から社内の風通しがよく、社員同士のコミュニケーションがとりやすい環境であることの表れであると思います。
現在は、2年目となり後輩もできたので、今後後輩が悩んでいる姿を見かけたら積極的に悩みを共有し、一緒に解決していきたいと思います。そうすることが、自分の技術力の向上や社員同士のつながりの強化、さらには会社の技術力の向上につながると考えています。