営業|大阪 K.K.
大阪産業大学 経済学部経済学科 1992年卒業
大阪営業14年→大阪営業管理7年→大阪営業4年で現在に至る
人をつなぐコーディネーター
入社のきっかけ
学生時代に車好きの仲間が集まって四国へドライブ旅行をした際に体験した、瀬戸大橋のスケールの大きさや、多種多様なデザインに惹かれ、土木設計に関する仕事を目指した。
つなげる苦労と喜び
入社当初に担当したエリアは滋賀県で、当社の未開拓地域でした。土木に関する知識どころか、滋賀県という土地さえ知らない新人にとって、右も左もわからない状態でした。しかし、ゼロからのスタートということは、すべて自分次第という楽しさに満ちていました。
どうやったら自分を覚えていただき、気に入ってもらえるか。滋賀県という発注者を理解したうえで業務提案が出来るかを模索するも、なかなか具体的な提案案件へと結びつける事が出来ない日々が続きました。そんな時、ある土木事務所の課長から「お前の会社で出来るか?」とパンフレットの作成依頼で声をかけられました。私は何の確認もせず、その場で「出来る」と答え、会社へ持ち帰りました。当社の得意分野ではないため業務提案は難航しましたが、何とか先輩社員が調整してくださり、結果的に受注する事が出来ました。
普段は挨拶をしても愛想のない課長が、実は私の普段の行動を気にしていてくれたこと。確認せず勝手に返答した新人を怒りもせず、技術者と調整して業務提案へとつなげてくれた先輩の存在。それまでの苦労が一瞬にして喜びに変わり、人のつながりの重要性を経験できた出来事でした。
次世代へつなぐ
現在、滋賀県の営業は入社2年目の若手社員が担当しています。当初は、私が引き継いだ客先を中心とした活動でしたが、最近では私の知らない客先の名前が頻繁に出てくるようになりました。また、私一人で客先を訪問することがたまにあるのですが、先方から彼の名前を聞くことが多くなりました。たまに、「誰それ?」と問われることもありますが、今ではそれを「上司に怒られました」とネタにして訪問しているようです。
もう滋賀県は私の担当ではなく、彼の担当です。少し寂しい気もしますが、立派に引き継いでくれた彼に感謝です。今後、彼が後輩社員へ伝えるであろう経験、仕事への想いに期待します。
日常の生活
週末の日課は、早朝に自転車を走らせることです。家族との時間を大切にしている私は、家族が寝ている早朝にそっと布団を抜け出し、家族が起きるまでに帰る事を心がけています。
また、会社ではテニス部に所属しています。発足当時は若かった仲間もみな家族持ちになり、家族で参加する人も増えています。最近では、マラソン部、カラオケ部が発足し、人とのつながりを大切にする私は、もちろんすべてに参加しています。家族の時間とのバランスに危機(?)を感じる今日この頃ですが、社内外ともに楽しく充実した生活を送っています。