大日本コンサルタント株式会社

海外

海外

海外 T.T.

長岡科学技術大学大学院 工学研究科建設工学専攻 1994年修了
技術開発4年→大阪橋梁4年→東京橋梁4年→海外:ニャッタン橋設計1年→東京設計4年→本社海外6年で現在に至る

海外 T.T.

長岡科学技術大学大学院 工学研究科建設工学専攻 1994年修了
技術開発4年→大阪橋梁4年→東京橋梁4年→海外:ニャッタン橋設計1年→東京設計4年→本社海外6年で現在に至る

「海外」は「国内」で培った
技術や経験を思う存分発揮できるフィールドです

 

「逃げない」→ それだけで自分の幅をグイグイ拡張

入社当時、自分の夢は「長大橋を自らの手で設計したい」でした。しかし、入社当初はそんな技術力もありませんし、キラリと光るものを持っている若者でもなかったので、しばらくは長大橋設計とは程遠いことをしていました。

 自分自身の特徴を問われれば「逃げない」です。たとえ小さな仕事でも、やりたいことと違う仕事でも、「逃げずに自分のものにするんだ!」という意気込みで取り組み続けていたら、いつも間にか様々なことを経験するチャンスを与えてもらいました。

国内の経験がこんなに使えると思っていなかった。。。

そんなこんなで入社13年目にしてようやく長大橋を設計するチャンスが来ました。それが、ベトナム・ニャッタン橋の詳細設計です。中央支間長300mの6径間連続鋼2主I桁斜張橋で、全長1500mのとてつもない大きさの橋です。世界でもあまり例のない多径間連続斜張橋で、しかも補剛桁は2主I桁。さらにアメリカ基準(AASHTO)で設計しなければいけないし、報告書はすべて英語で作成しなければならない。どれもこれもが目新しいことだらけでした。しかし、13年間いろんなことをやった経験をフルに活かし、自分で解決できないところはいろいろな人のアドバイスや協力を頂いて、無事詳細設計を完了することが出来ました。

ちなみに、この仕事に就くまで、自分は一生英語には縁のない生活をしようと決めていた程、苦手な分野でした。しかし、ニャッタン橋を経験したことで、自分から希望して5年前から海外事業部に異動しました。海外業務の醍醐味は、「長大橋案件が」山のように残っていて、それがまさしく「求められたインフラ整備」に携われていると実感できることです。そして何よりも「国内でやっていたことをそのまま海外に持っていけるんだ」と実感したことが大きかったです。

さいごに当社の特徴と海外事業部の取り組みを

海外業務は、他のコンサルタントの技術者と一緒になって一つのプロジェクトを行うことが殆どで、様々な同業者の方とご一緒させて頂いています。いろいろな技術者と交流しているうちに、ふと「会社の色」というものが見えてきます。

では、当社の特徴は? ひとつは、“上司⇔部下、先輩⇔後輩の風通しが非常に良い会社”です。また、“一つのプロジェクトに対しては、年齢や役職に関係なく情報が共有されており、誰に聞いても誠実に対応する会社”そして、“常に学ぶことができる会社”であると思っています。

海外事業は、当社にとってはまだまだ発展途上の領域です。様々な国で、様々な仕事が、様々なタイミングでやってきます。今は、海外事業部員全員で毎日、新しい課題や未知の領域に取り組みながら、少しずつ「活動領域」を拡張している段階です。これは将来、当社の海外事業に携わってくれるであろう若い人達のために、そして当社の技術を待っている世界中の人達のためにと思って日々取り組んでいます。

PHOTOS


  • エチオピア_現地調査中

  • ケニア_サファリツアー中

  • ニャッタン_開通初日の夜

  • フィリピンダバオ_ホテルロビーで作業中

  • フィリピンダバオ_架橋予定地の海岸

  • フィリピンマニラ_行きつけのレストランスタッフと