2019年12月17日
土木学会全国大会年次学術講演会において当社社員が講演した「史跡鳥取城跡 擬宝珠橋の設計」が土木学会田中賞選考委員会令和元年度かけはし賞を受賞しました。
タイトル:「史跡鳥取城跡 擬宝珠橋の設計」
著者:松井 幹雄1、初鹿 明1、金箱 温春2、潤井 駿司2、赤澤 泰3
(1. 大日本コンサルタント、2. 金箱構造設計事務所、3. 文化財保存計画協会)
概要:鳥取市において整備を進めている鳥取城跡「大手登城路」の復元整備の内、中ノ御門跡大手橋(擬宝珠橋)の復元設計について報告する。設計の特徴は、既存RC橋梁の上部工と橋脚を撤去し、その基礎構造を利用して2相ステンレス製の3径間の水中梁を架け、その上に8径間の木橋を復元した点にある。復元に至る歴史的背景と経緯、ステンレス製水中梁と木橋との一種のハイブリッド構造となった設計の概要と工夫点などを報告する。
土木学会 田中賞選考委員会 かけはし賞(外部リンク)