2022年10月25日
土木学会全国大会年次学術講演会において弊社社員が共同執筆した『「デザイン都市・神戸」をつなぐ多径間連続斜張橋のデザイン検
討の取組み』が土木学会田中賞選考委員会令和4年度かけはし賞を受賞しました。
タイトル：デザイン都市・神戸」をつなぐ多径間連続斜張橋のデザイン検討の取組み
著者：杉山 裕樹1、安積 恭子1、松井 哲平2 (1. 阪神高速道路株式会社、2. 大日本コンサルタント株式会社)
概要：大阪湾岸道路西伸部事業では、デザイン都市神戸の中心に2つの長大橋を計画している。デザイン検討は、一般に構造計画が決定したのちの詳細設計段階で検討されることが多いが、デザイン検討の余地は少なく、後付けの飾り付けるようなデザインとなる懸念もある。本事業は、景観性も重要な性能のひとつとして位置付け、構造計画段階から丁寧に検討していく必要がある。そのためには、デザイン検討は専門性も高く、専門家に任せがちになるが、インハウスエンジニアの景観意識の醸成と技術力向上が欠かせない。そこで、本稿では本事業に向けたデザイン検討に対する取組みとその成果の一例として、斜張橋主塔を事例にデザイン検討の内容を報告する。
参考
・弊社社員が土木学会田中賞選考委員会かけはし賞を受賞しました（2021年10月19日）
・弊社社員が土木学会田中賞選考委員会かけはし賞を受賞しました（2020年11月11日）
・弊社社員が土木学会田中賞選考委員会かけはし賞を受賞しました（2019年12月17日）
土木学会田中賞選考委員会 かけはし賞
橋は土木工学の核の一つであると同時に、社会における橋の役割も広がりを見せています。
田中賞選考委員会では、土木学会全国大会年次学術講演会において、橋のあり方、コンセプトやアイデア、ビジョン、オピニオン、イノベーション、生産性向上、ビジネス、橋守、橋を通したまちづくり、文化・歴史、普及・啓発、育成・継承、持続性・SDGs、地域活性化・住民参加など、橋に関する社会性や将来性に優れた講演に、社会とのかけはし、未来へのかけはしの意味を込めて、「かけはし賞」を授与します。
