ニュースリリース

2008年7月1日

構造工学シンポジウム論文賞を受賞


2008年4月25日と26日に大阪大学コンベンションセンターにて開催された第54回構造工学シンポジウム(主催:社団法人土木学会 他)で、当社社員による発表論文が論文賞を受賞しました。

構造工学シンポジウム論文賞は、構造工学における学術、技術の進歩発展に寄与し、独創性と将来性に富むと認められた評価の高い論文に授与される賞であり、シンポジウムにて発表された114編の論文から、5編の論文・著者に対して授与されました。

現在、既設橋梁の適切な維持管理による延命化が必須の課題となっており、当社においてもかねてより橋梁保全への取り組みを強めているなか、当社社員の同賞受賞は、大変栄誉であります。

本稿は、斜材に腐食や亀裂、部分的破断といった損傷が生じた鋼トラス橋において径間ごとに振動を計測し、損傷の有無による斜材局所モードおよび橋全体系モードの振動特性変化を分析したものです。その結果、斜材の局所的な損傷が全体モードの減衰特性に顕著な変化をもたらしているという橋梁ヘルスモニタリングの分野において有益な知見が得られました。

PDF 斜材の実損傷による鋼トラス橋の振動特性変化に関する一検討(PDF:1,835KB)

論文タイトル

「斜材の実損傷による鋼トラス橋の振動特性変化に関する一検討」

著者

吉岡勉*、原田政彦*、山口宏樹、伊藤信 (*当社社員)

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